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進路に悩む18歳高校生のぼくに教えてあげたい簿記・会計・経理のこと

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こんにちは。「やりなおしのマインドマップ」やまざきたかし( @yamazaki_1205 )です。

 

進路に悩む高校生のぼくに教えてあげたい

ぼくは内部進学率が非常に高い大学の付属高校に通っていました。

 

自由に学部・学科を選べるほどの成績ではなかったものの、選択の余地がないほどの成績でもなく、とりあえず将来の役に立ちそうという意味で商学部に行くことにしました。

 

では、学科はどうしよう?

 

4つあった学科の中で、経営学科会計学科で迷いました。最終的には思いと誤解とで経営学科を選びました。

 

結果的に後悔はまったくないものの、当時にもっと前提知識があればという思いもあります。

 

今回はそんな18歳高校生のぼくに向けて簿記・会計・経理のことを書きます。

 

簿記・会計・経理のイメージについて

ここで、この記事で中で使う高校生のぼくに向けた用語の使い分けの仕方を。資料を見てしまうと、“定義”に引っ張られるので、あえて何も見ずに自分の言葉で書いておきます。

 

  • 簿記:商学部に行くと、かなりの人が大学や専門学校で習うもの。電卓を使った計算をする。会社の取引を記録して、最後は家計簿や健康診断表みたいにする。

 

  • 会計:「この記事の中では」簿記の仕組みをより詳しくお勉強するもの。簿記では日商簿記1級から。大学では、個別に履修するか、専門のゼミに入って詳しくやるもの。※一般用語としては簿記も含めた広い意味で使われることも多い

 

  • 経理:会社に入って簿記・会計を実際に使う部署のこと。

 

  • 日商簿記:メジャーな検定試験のこと。「簿記の試験」といえば大体これを意味する。

 

簿記・会計=経理=決まりきったもの?

いきなり誤解からです。 「簿記・会計=経理=決まりきったもの」という偏見から、役に立つけどつまらないと考えて会計学科にマイナスポイントをつけました。

 

しかし、実際にやってみると?

 

「処理のやり方は統一していただけませんか…!?」となることもしばしば。

 

これが、会計を深く学ぶレベルまで行くと、様々な背景もあり違いの面白さが分かってきます。ただ、日商簿記2級までだと「面倒くさい」で終わってしまうかもしれません。

 

簿記・会計の勉強は経理に入って役に立つのか?

役に立ちます。 これほど勉強が仕事に直結する分野は珍しいくらい。

 

簿記・会計はしばしば言語に例えられます。そのため、経理のメンバー間では共通言語を使って会話ができますが、そうでないと説明が難しくなったりします。

 

役に立つをもう少し正確に言うと、言語が分からないとちゃんと会話ができなくなるから必須ということになります。

 

あまり親しくない他部署の人を相手に話をする時は、どの程度の表現にすればいいのか、失礼がないように多少気を使いながら探ったりしました。

 

よく経理の仕事で応募要件に日商簿記2級か3級のことが書いてあるのには、こんな背景があります。

 

数学の知識・素養はいるのか?

知識としては、「y=ax+b」の意味がわかれば日商簿記2級までは問題ありません。工業簿記と呼ばれる分野で使います。日商簿記1級までやるようであれば、連立方程式が必要な場面が少しだけあります。

 

数学の素養は別に必要ありません。商学部って文系のカテゴリーに入りますし。

 

ただし、上級の資格である公認会計士まで目指すのであれば「数学の素養があれば有利」です。

 

実は選択科目の中に「統計学」と「経済学」があるんですね。これは他の選択科目である「経営学」と「民法」に比べて高得点を狙いやすいです。

 

勉強量の関係で、多くの人は「経営学」を選ぶようです。ただ、数学的素養から消極的に選ぶ人もいるので、積極的に「統計学」か「経済学」を選べれば強いです。

 

経理で働いていると、暗算ができると勝手に思われるのは「あるある」。全然そんなことはありません。

 

日商簿記の資格は履歴書に書けるのか?

日商簿記2級からは間違いなく書けます。

 

日商簿記3級は判断が分かれるでしょう。求人の応募要件に「日商簿記3級以上」とあればもちろん書いてください。

 

それ以外なら、これは履歴書を見る担当者がどう考えるかなので正解はありません。 ただ、「資格・特技」に書いたことに対していちいちケチがつくような会社はそもそも入らない方がいいです。あ、でも「なぜ存在してるの?」レベルの“4級”はさすがにやめておいたほうがいいかな。

 

今後も経理は仕事として存在するのか?

ぼくが簿記の勉強を始めた2000年頃でも、「コンピューター化の進展で経理の仕事はなくなる」とか「中国に経理業務をアウトソーシングすることで、国内では収益部門にリソースを投入できる」みたいな話題は聞こえてきました。

 

ネガティブな話題はやっぱり気になりますから。

 

ただ、今でもどっこい需要はなくなっていません。

 

もし人工知能がさらに発達して、あらゆる伝票や受注・発注データ、入出金データなどを瞬時に読み取って会計データにできれば経理の仕事としてなくなる部分もあるでしょう。

 

ただ、今すぐに実現できるとは思えない内容ですね、これは。

 

しかも、意外に経理は社内外とやりとりをすることも多いです。平社員だと名刺交換の機会は他の部署に比べて少ないとはいえ、「人と関わりたくないから経理がいい」と考えると痛い目に遭います。

 

まとめ 

ということで、学問の側面と仕事の側面から見てきました。意外と無機質なものではないことが伝わればいいなと思います。

 

それではまた!