読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

右脳型人間と左脳型人間神話を解体せよ〜マインドマップは右脳型ツール?〜

マインドマップ-全般

f:id:yamazaki-takashi:20161119153847j:plain

 

こんにちは。「やりなおしのマインドマップ」やまざきたかし( @yamazaki_1205 )です。

 

右脳型人間か左脳型人間と決めるのはお遊び程度に

フェイスブックやツイッターで、時々この手の話題が流れてくることがあります。

 

心理テストのような体裁を取っていたり、動画では「回転しているこの画像が、右回りに見えるか?左回りに見えるか?」といったものもありました。

 

ただ、この手のテストはお遊びとして捉えたり、あくまでも傾向にすぎないと思っていた方が、あなたの“脳力”を評価する点で合理的かつ前向きです。

 

マインドマップの開発者であり、脳と学習の世界的権威であるトニー・ブザン氏は、著書『新版ザ・マインドマップ』の中でこのように指摘しています。

 

 

人を左脳型(科学者)や右脳型(芸術家)のどちらか一方に決めつけることがよくあるが、そう断言すると可能性を狭めることになる。わたしたちは基本的にその両方だからだ。神経心理学者のマイケル・ブロックがいうように、「“右脳型”あるいは、“左脳型”と自認することは、新しい戦略を開発する能力を制限するようなものだ」。

 

そもそも右脳と左脳の働きって?

右脳と左脳の働きでよく言われるのが、 1981年にノーベル生理学・医学賞を受賞したロジャー・スペリー氏による大脳皮質についての研究結果です。

 

スペリー氏の当初の発見によると、脳の両半球(右脳と左脳)は、おもな知的機能を分担する傾向が見られるという。つまり、右脳はリズム、空間認識、ゲシュタルト(全体性)、創造力、色、次元性、左脳は言葉、論理、数字、数列、直線性、分析、リストでそれぞれ優位性を示すというのだ。

 

ただ、これもスパッと右と左で機能が分かれているものではないもの知られるようになったところ。

 

各半球が特定の領域で優位になることはあっても、基本的には両半球がすべての領域に働き、スペリーが特定した知的機能は、実際には大脳皮質全体に分散していることも明らかになっている。

 

この断りも入れた上で、右脳左脳の単語を使ってのマインドマップ論です。やっぱり一般的に理解しやすいので。

 

マインドマップは右脳型ツールなのか?

 カラフルで、イラストや絵といったイメージが目立つマインドマップは、パッと見で「右脳型」のような印象で捉えられがちです。

 

f:id:yamazaki-takashi:20161119185134p:plain

出典:グーグル検索「マインドマップ」から「画像」タブ

 

しかし、結論としては「右脳も左脳もバランス良く使える」のがマインドマップの特徴です。

 

言葉(数字も含む)が入っているのはすぐに分かるでしょう。

 

それ以外の項目は、マインドマップをかく用途によっては適用されることもありますし、あえて無視することもあります。

 

ぼくが開催しているセミナーではこれら両方を体験してもらえるよう、ワークを行っています。セミナーの参加者に聞いてみると、「本を読んでもいまいち自分ではかけなかった場合」は、このあたりでつまずくことが多いようです。

 

例えばこのような内容が当てはまります。

 

  • 論理的に階層化された構造で作られることもある→無視することもある
  • 分析的に仕上げることもある→そうではない場合もある
  • 基本的には放射状に広げる→用途は限定されるが、あえて直線的に進める場合もある

 

右脳型人間と左脳型人間神話を解体せよ

冒頭にも書いたように、「右脳型・左脳型」なんて話題は、お遊びとして捉えたり、あくまでも傾向にすぎないと思っていた方がいいです。血液型診断みたいなものかな…?

 

「オレor私は左脳型人間だから創造的なことはできない」とか「右脳型人間だから文章を書くことはできない」なんて超もったいないです。もしかすると思い込みの逆方向にとびっきりの才能が隠されているかもしれないのに。

 

ということで、まずは“神話”とはオサラバして、あなたの才能を開花させちゃってください。

 

それではまた。